ドラマ「パパ活」の主人公・杏里(飯豊まりえ)やその友達のように、今まで20代女子が中心だったパパ活ですが、最近ちょっと変わってきているのはご存知ですか?
なんと、パパ活が主婦層にも広がってきているらしいのです。
それは一体どういうことなのでしょうか?
既婚者がパパ活をするなんて、本当にできるのでしょうか??
ここではその点をふまえて、最近広がりを見せている主婦のパパ活についてご紹介していこうと思います。
目次
なぜ主婦(既婚者)がパパ活をするのか
主婦(既婚者)がパパ活をはじめる理由として、主なものがこちら。
- 保育園に空きが無くて仕方なく幼稚園に通わせているが、延長保育にすると余計にお金が掛かってしまう
- 思ったように貯金できないから働きたいけど、家族が反対するので働きに行けない
- 夫が家計を管理していて、生活費もお小遣いも微々たる金額しかもらえない
- 家族の介護があるので、長時間の外出は厳しい
- 転勤族の妻なので仕事を見つけるのがとても難しい
パパ活をする既婚者のなかで、特に専業主婦の人が多くなっています。
「いい大人なんだから、お金が欲しかったら働けばいいじゃん」と思われる方が多いと思います。
しかし、そう簡単にはいかない事情を抱え、専業主婦でも働きに行けない人も多くいるのです。
こういう理由を抱えた主婦を中心に、パパ活が広がってきています。
主婦(既婚者)がパパ活をするメリット
1.落ち着いた大人である
普段の生活の中で、家族に気を配っている主婦は、社会人としてのマナーや気遣いが身についている人が多いのです。
若いパパ活女子だとついついはしゃいでしまうことも、主婦なら落ち着いた大人の対応が出来るので、パパも安心してお付き合いできるのです。
2.若い子よりマナーが備わっている
高級レストランなどでは、女性のマナーがきちんとしていないと、連れてきてくれたパパに恥ずかしい思いをさせてしまうことになります。
主婦ならば、義両親や親戚のお付き合い、ご近所や子どもの繋がりで知り合った人などとのお付き合いがあるでしょう。
主婦(既婚者)ならばそこで身についた大人の対応もできるでしょうし、ある程度人生経験を積んできた主婦なら、マナーも備わっているものです。
パパ自身のステータスを保つためにも、マナーの良い主婦とのパパ活を希望するのですね。
3.話が合いやすい
上記のように、パパ活女子の中心層となっているのが20代です。
若いパパ活女子からみると、アラフォーやアラフィフの男性なんて、普段の接点なんて学校の先生か職場の上司くらいなものでしょう。
世代間のギャップが大きく、異文化圏の外国人と交流しているような感覚でいるなんて人もいるかもしれません。
それはパパからしても同じなのです。
異文化交流に疲れてしまったパパに、自分と同じか近い感覚の主婦が求められているのです。
若い子と比べて、「会話のキャッチボールが楽しい」のだそうです。
4.「大人のお付き合い」が楽しめる
パパ希望の男性の中には既婚者も多くいます。
主婦とのパパ活を希望する男性は、”恋愛する”というより”大人同士のお付き合いを楽しむ”ことを目的としています。
恋愛となると不倫の関係ということになります。
そこまで踏み込んだ関係ではなくて、もっと気軽なお付き合いがしたいパパが多いのです。
“お互いの家庭に支障がない程度のお付き合いを”と考えると、家庭を守りたいという気持ちでブレーキがかかり、恋愛関係に発展しにくいです。
パパは癒されたい
パパ希望の男性は、パパ活女子に日常生活では体感できない心身の癒しを求めています。
ですが、パパ活女子は自分よりはるかに若い子が多く、逆にパパ活女子とのお付き合いに疲れてしまっているパパもいるといいます。
そんなパパに、大人で落ち着いている主婦の人気が高まっているのです。
主婦(既婚者)がパパ活をするデメリット
1.「主婦」と伝えた時点で弱みを握られてしまう
パパ希望の男性に「主婦(既婚者)です」と伝えた時点で、「夫(配偶者)には内緒のお付き合いで」という弱みを相手に握られてしまったと考えておきましょう。
上記にもあるように、主婦(既婚者)だと伝えることで、恋愛関係になるのを抑えることもできますが、その相手のパパ希望の男性は、必ずしも善人だとはかぎりません。
中には「旦那にパパ活をバラすぞ」「近所に言いふらしてやる」とあなたの弱みを利用して、肉体関係だけ持ちたいと考えるパパもどきの悪いヤツもいることでしょう。
場合によっては、既婚者であることを黙っていたほうがいいかもしれません。
2.離婚の原因になってしまいかねない
パパ活は必ずしも肉体関係が必要なわけではないので、不貞行為にはあたらないと色々なサイトで目にします。
が、肉体関係が無くても離婚理由になることもあります。
肉体関係のない関係であっても、配偶者の権利を踏みにじられたいえる場合があるからです。
大きな法的問題に発展する可能性もあります。
(不倫にはならない? “パパ活”をする夫と離婚できる可能性と法的問題点)
未婚のパパ活よりハイリスク
パパ活には高いリスクがつきまといます。
未婚のパパ活だと個人だけの問題で済むようなことも、主婦(既婚者)のパパ活は、トラブルが起きたときに家族を巻き込む危険があります。
最悪離婚ということになってしまうと、夫(配偶者)だけではなく子どもにも影響を与えてしまいかねません。
自分の人生だけではなく、家族の人生を巻き込んでしまうので、未婚のパパ活よりもさらにハイリスクだということを忘れないで下さい。
主婦(既婚者)がパパ活を成功させるコツ
1.すきま時間を上手に使う
家庭での1日のスケジュールを見直して、自分が自由になれる時間を把握しておきましょう。
その時間をもとに、パパ活のスケジュールを組みます。
例え自由時間が5分しか取れなくても大丈夫です。
掲示板への投稿やメールの返信にあててみましょう。
家族が帰ってくるまでの時間が勝負です。
家族が帰宅するまでに、サイトでのアクションをすべて済ませてしまいましょう。
2.お付き合いするパパは少数に
未婚女性のパパ活ならば、複数のパパとお付き合いをすることでより高額な支援を得てもいいのですが、主婦の場合は少し違ってきます。
主婦のパパ活は家族のいない昼間など限られた時間でパパ活を行わなければならないので、時間の制約のない未婚女性とは違って、複数のパパとのお付き合いしようとすると、どうしても普段の生活にも影響が生じてしまいます。
パパ候補の中から少ない時間で高額の支援をしてくれる良パパを見極める必要がありますが、パパの数は少数精鋭に絞ることをオススメします。
3.スマホの扱いに注意する
- 出会い系の利用は、アプリではなくWeb版を利用する
(シークレットモードを使うと都度ログインし直さなければいけませんが、閲覧履歴が残らないのでオススメです) - 電話帳やLINEの友だちにパパを登録する時は、女性の名前で登録する
- パパといるときに撮った画像は、スマホに残さない
- 連絡手段は1つのアプリにして、通知はOFFにする
浮気の証拠が一番見つかりやすいのがスマホです。
パパ活は浮気ではないにしろ、同じように見つかる危険が十分にあります。
スマホをチェックしたら、あなたの交友関係がすべて分かってしまうといってもいいでしょう。
パパとのお付き合いを家族に知られないように、細心の注意をはらいましょう。
4.家庭では普段どおり行動を心がける
物理的な対策はもちろんなのですが、一番大切なのは普段どおりに過ごすこと!です。
スマホを触る頻度が極端に多くなったり、逆に夫(配偶者)が家にいるときに全く触らなくなるのは、いつもと違って不自然すぎます。
「女の浮気に男は気付かない」といいますが、絶対にそういうことはありません。
スマホでメッセージのチェックをするのは、気になるでしょうけど我慢して、何かのついでにしたほうがいいでしょう。
主婦(既婚者)がパパ活するということは…
パパ活は今、主婦層に広がってきています。
若い子より気遣いができ、落ち着きがあって、話が合いやすい主婦と、大人のお付き合いを求めているパパ希望の男性も増えています。
自分よりはるかに若い女の子とのお付き合いに疲れてしまった…なんてパパが主婦とのお付き合いを希望することが多いです。
ですが、「主婦」とパパに伝えた時点で弱みを握られたようなものですし、不貞行為がなくても離婚の原因につながってしまうリスクがあります。
もしパパ活に失敗してトラブルが起きてしまうと、家族を巻き込んでしまう可能性が十分考えられますし、未婚女性のパパ活よりハイリスクだと言えます。
主婦がパパ活を成功させるには、家事のすきま時間を上手につかう、お付き合いするパパを少数に絞る、スマホの扱いに細心の注意をはらう、そして普段どおりの行動を心がけることが大切です。
パパ活をする主婦のほとんどが、支援してもらったお金は貯蓄するといいます。
自分や家族の将来のために、充実したパパ活ができますように…。